LENNY BATONの原点、
それは
偉大な指揮者たちに愛された
一組のカフリンクス。

20世紀最高の指揮者の一人で、アメリカ人初の世界的マエストロでもあるレナード・バーンスタイン(1918-1990)。
『壇上のプレスリー』ともうたわれたダイナミックな指揮ぶりは情熱的なエレガンスに溢れ、舞台を降りれば気さくな人柄から“レニー”の愛称で親しまれた、まさに一流の紳士でした。
彼は生涯、亡き恩師であった偉大な指揮者、セルゲイ・クーセヴィツキーの遺品として受け継いだカフリンクスを大切に愛用していました。そして指揮台に登壇する前の舞台裏で必ずそのカフリンクスにキスをしてから、共に舞台へ上がり数多の観衆を魅了していたのです。

このエピソードには、私たちが理想とするジュエリーの在り方が描かれています。強い想いや意志が込められたジュエリーが、世代、さらには血縁すらも超えて“バトン”のように受け継がれ、人生を共に闘う戦友として愛されていく…。LENNY BATONは、そういった願いと、レニーへの敬意を込めて命名されました。
一般的には贅沢品、嗜好品とされるジュエリーですが、その価値観を180度変え、生涯の必需品として愛され受け継がれる存在へと昇華させること。それこそが、私たちがジュエリーを生み出す意味であると考えています。
Designer Masataka Sato & Shota Abe
Designer's Comments
佐藤 正隆
Masataka Sato
阿部 翔太
Shota Abe